酸素代謝量を基準として人間の活動量を数値化した単位である.1メッツは安静時の酸素代謝量(3.5 mL O2/kg/min)に相当している.この1メッツが基準となり,安静時比で何倍の酸素代謝量が必要な運動なのかに関してメッツを用いて換算し,そこから運動の強度を類推する."例えば普通歩行は3メッツであるため,安静時の3倍の酸素代謝量(10.5 mL O2/kg/min)に相当している.(実験医学増刊387より)
疾患に挑むメカノバイオロジー
循環器、運動器、がん、再生・発生に生体内の力はどうかかわるのか
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